初めて作成したバッグ(ポシェット)が、期待以上に良かったのか? それとも材料費を教えた関係かは分からないが、娘からラインで「これとこれ出来る?」写真が送られて来る。悪い気持ちはしないが、やったことのない一抹の不安とチャレンジ精神を掻き立てられた。
化粧品入れ用の黒のポーチ、小さな子供用のポシェット、レジ袋風エコバッグの写真!!
一つでも大変なのに三つも作れと言ってくるとは思いもよらないし、いつでも良いからと言われると断る訳にもいかず、チャレンジ開始!!
何から作るべきか考えたあげく、革の端きれで試作品が出来る小物であるポーチから作成する事とした。今回は寸法の指定もなく「化粧品が入って黒の柔らかい革で作って」などの要望だったから簡単に考えていたが、化粧品が入るポーチの大きさは? マチは要るのか? 柔らかい革とは何にすれば良いのか? ファスナーの取り付け方は? 色々な疑問点が出てこれならもっと具体的に言ってくれた方が楽だったのに。などと心の片隅で呟いている自分がいた。簡単と思ってたが、予想以上にハードルが高い。
色々ポーチ作成に参考となるものはないかとクラフト本やネットで検索してみると、写真に近いポーチ作成手順が載ったクラフト本が見つかる。早速、寸法とマチ他を娘に連絡!! この内容で良いみたいなので作成開始。
最初の試作品は初のファスナー付けもあり、作成手順を見ながら何とかポーチが完成したが、何か形が違うみたいに感じて寸法確認!! 縦寸法が短い事が判明。どうもマチの切り込み部分の位置と総寸法を勘違いして2cm短い型紙を作成していたようだ。大失敗!!
再度、厚紙で型紙作成してチャレンジ開始した。革切れで黒のレザーがあったので(違う目的で使う予定) そのレザーでポーチ作成する事とした。今度は失敗は許されないと心に誓い作業開始した。
一回作っているので本も見ずに作ったら、形はポーチらしくなっているが、何か違和感がある。よく見るとファスナーにミシン掛けしてない事に気づく。そしてタグをファスナー部に取り付けたが、タグとファスナーが接触して開閉しにくい事が判る。折角縫ったのだから何とかこの状態でミシン掛け出来ないか検討したが、両端までミシンで縫えそうにない。
泣く泣く、折角縫った糸をほどき、ファスナーにミシン掛けしてタグを横に移動して取り付けた。何とか試作品ポーチが完成!!
試作品での感想として、やはり革素材が少し硬いせいかマチを作ったら切り込み部分が尖ってしまい見た目が良くない。今回初めてファスナー取り付けを行ったが、両サイド同じ隙間として取り付けしたため、タグがファスナー部と接触して開閉し難いのでファスナーはタグを付ける方を広めにした良いみたいです。ミシン(ジャノメLC7500K)は問題なく縫えました。
試作品作成工程を簡単に載せてます。この試作品ポーチをベースに革素材を探してからポーチ作成に取り掛かりたいが・・・・・・。
1.大まかな試作品作成手順
仕上がり寸法 21.5/18cm×12cm×4cm
材料 ファスナー 20cm
使用ミシン ジャノメミシンLC7500K
1)裁断、ファスナー位置
マチの関係で角を2cm切り落とす。ファスナー取り付けで革と8mm重ねるため、ファスナー取付位置に線引きしておくと分かりやすい。ここでファスナーは左右対象とするとタグが取り付けにくいのでタグ取り付け側を少し広めとする。
2)ファスナー取り付け
革へファスナー取り付け方法としてノリ付けや両面テープがあるが、今回はノリ付けで実施した。うまくいかない事もあるので両面テープの方が良いかも?
3)ファスナー取り付けと両端処理
ファスナーノリ付けしたら両端の処理を行う。革を表にしてファスナー部分をミシン掛けする。革を中表にして革端をズレないように両面テープで固定するが、その前にファスナーは開いておく事。開けていないと縫った後では革をひっくり返せない!!
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