過去、試行錯誤しながら幾度となく、子供用ポシェットを作成してある程度作り方も分かったつもりで革の購入のため、地方の◯急ハンズに行った。やはり都会の◯急ハンズとは違い、革の種類がない。色々物色してベージュ系の革にした。少し厚みがあるが、何とかなると考えて購入。
早速、自宅で革の裁断を行い革2枚を合わせて見ると、3.2mmぐらいありこれでは到底ミシンでは縫えないと判断。
ミシン縫い部分だけ革を薄くするため、革スキを行うも初めてやる作業に力は入るし、中々革スキができない有様。一夜開けて腕が痛い事に気づく。ゴルフの練習? それ以外思い当たる節がない。
次の日、革スキをやっていて初めて気付く。身体に力が入って使い痛みと分かる。何とか革スキが終わり、これでミシン縫いができると判断して今まで作ったポシェット作りに準じて作業開始。
今回は紐も取り付けるため、紐通し用のタグをポシェット両サイドへ付ける。ただ、タグを革2枚ではさんで縫うので厚みが6mmぐらいになる。上手く縫えるか?心配していたが、最初のタグは何とか縫えたが最後になってタグがずれて上手く縫えない。
数回、ミシンでチャレンジして何とか縫い終わった。あとは中表になっている革をひっくり返すだけと簡単に考えていたが、革の厚み1.6mmを安易に考えていた訳ではないが、中々ひっくり返す事が出来ない。
結局、少し力任せになったのだろう。縫い糸が外れ、タグもイメージしたものと大きくかけ離れたものになってしまった。まる2日かけて作ったポシェットが・・・・・。
やはり、厚めの革と堅い革では今の作り方では無理と判断して色は地味ではあるが、柔らかい革で再度ポシェット作成開始。
今回は革スキもないため、短時間でポシェット作成完了。ほぼ、イメージ通りの物は出来たので娘に写真を送る。
「いい感じじゃないの」「紐の太さは5mm?」とラインから返事がくる。「紐も柔らかい革材料から作ったため、不安があるので7mmにした」と返信すると参考となるポシェット写真が送られてくる。
明らかに自分が作ったポシェットと参考となるものとは違ってはいるが、ラインからは「これ参考に! 笑」これってまだまだ納得してないのか? よく見ると写し方が悪かったせいなのか色が全然違って写っている。再度、写真を取り直してラインで送ると違うポシェット作った? などとコメントが返ってくる。
同じポシェットだけどとコメントすると「完成品? サンプル?」もうこれで終わるのか?納得してないコメントと感じ取った。返信には「完成品のサンプル」としてコメントした。あとは気に入った革色を探すだけである。長い期間試行錯誤した子供用ポシェット作りのチャレンジを終わりたい。
でも、このポシェット1個作るのに素人にはかなりハードルの高いものであった。初めてのダーツや革スキも良い勉強になり、今後の物作りの参考となったようである。娘に感謝!感謝!
中でもダーツはレザークラフト本を見ても厚物のせいか?表側から作っているものばかりで、裏から作っている片側のダーツはこんなにも大変なのか。痛感させられた。
娘から写真が送られてきて約2ヶ月余り、計画から試作品完成まで試作ポシェット4個、材料費4000円ぐらいかけてある程度、個人的には満足できるものが出来た。ただ試作品のポシェットの処分方法を考えなければ・・・・・。
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